七五三のお参りは洋装でも大丈夫?洋装での七五三について解説します

七五三を洋装でお参りしたいという方はいらっしゃいませんか。
七五三シーズンである11月は、天気によってはまだまだ夏のような暑さを感じる場合があります。
また、和装は慣れていない服装であるため、子供のことを考えると大変でしょう。
そこで、今回は七五三を洋装でお参りすることについて解説します。

 

七五三を洋装で行くことについて解説!

近年、地球温暖化の影響により、暑く感じる日が増えました。
そんな暑い日々に、七五三で和装を着用するのは、辛いという方も多いのではないでしょうか。

その場合、洋装を検討する方が多くなりますが、歴史のある七五三に洋装で行くことについて躊躇する方がいらっしゃいます。
そこで、ここでは、七五三を洋装で祝うことについて解説します。

結論から申しますと、基本的には洋装でも問題ありません。
もちろん、袴や着物などの和装が一般的であり、良いことには変わりありません。
ただし、近年は洋装で参拝する方が非常に増えてきました。
特に、男の子がスーツを着用することが多いように感じます。

しかし、家族や参拝する神社、個人によっては、七五三に洋装を着用する考え方はひとそれぞれです。
そのため、洋装をお考えの場合は、事前に確認し、考え方を統一しておく必要があります。
考え方を統一することで、全体で見た時のバランス感が良いですし、揉め事も起きづらいでしょう。

 

七五三を洋装で行く際の注意点について解説!

前述では、七五三を洋装でお祝いすることについて解説しました。
ただ、洋装には、和装と同様にいくつか注意点があります。
特に、七五三はおめでたい場面ですので、注意点をしっかりと把握しておく必要があります。

1つ目の注意点は、服装の格を意識して選ぶことです。
これは、和装にも言えることですが、七五三の主役はあくまでも子供です。
そんな主役の子供よりも、両親や祖父母の方が格式の高い洋服を着用すると、子供が目立たず、大人が悪目立ちしてしまいます。

洋装であれば、格式の高いブラックフォーマルは避けましょう。
セミフォーマルなスーツやワンピースを選ぶことがポイントです。

また、セミフォーマルなスーツやワンピースを着用しても、バッグやアクセサリーが派手であれば、折角のセミフォーマルな洋装が台無しになります。
バランスを合わせるためにも、セミフォーマルな洋装には、派手すぎないバッグやアクセサリーを選びましょう。

さらに、両親や祖父母の服装の格を合わせることも重要です。
服装の格を合わせることで、バランスの良い全体像となり、写真に統一感が出るでしょう。
個人の好みも大切ですが、全体的なバランスも考慮して洋装を考えると良いです。

2つ目の注意点は、派手すぎたりカジュアルすぎたりする服装は避けることです。
七五三のお祝いは派手にお祝いしたいという方も多いのではないでしょうか。
ただし、服装までも派手にしてしまうと、1つ目の注意点でも解説したように、子供よりも格式が高くなります。

ただし、子供よりも格式が低くなるように意識しすぎるがあまり、Tシャツやジーンズといったカジュアルすぎる服装もマナー違反となります。

また、女性で特に注意すべきことは、露出です。
子供との格式の差を意識できていたとしても、露出の多い服装は好ましくありません。
露出が控えめで子供よりも格式の低い服装を選びましょう。

3つ目の注意点は、アクセサリーの豪華さです。
前述でも解説した通り、アクセサリーも派手すぎないものを選ぶのが良いとされています。
派手すぎないアクセサリーとは、パール系のアクセサリーです。
また、コサージュも控えめな服装に少し華やかさを加えさせられるため効果的です。

対して、派手すぎるアクセサリーとは、ダイヤやパール以外の宝石などです。
色味が派手でなくても、煌びやかな宝石は、十分に存在感があります。
ダイヤのような宝石を着用する場合は、色だけでなく、宝石の大きさや量も控えめにすることで、派手すぎる印象をなくせます。

4つ目の注意点は、靴です。
七五三では、境内の砂利道や長い階段、駐車場から参拝する神社までの道のりなど、案外移動が多いです。
また、小さい子供の場合、抱っこすることも考えられます。
そのため、足の負担がかかりにくい靴を選びましょう。

ヒールが高すぎる靴は、歩きづらいだけでなく、カジュアルな印象を与えてしまいます。
そのため、ローヒールやフォーマルなパンプスがおすすめです。

 

祖父母の服装について解説!

七五三には、主役の子供とその両親や兄弟だけでなく、祖父母も参加することが多いです。
そこで、ここではそんな祖父母の服装について解説します。

祖父母は、必ずしも近くに住んでいるわけではありません。
主役の子供と両親が住んでいる近くの神社で参拝する場合、祖父母は遠方から足を運ぶ場合があります。
また、祖父母も、父方の祖父母と母方の祖父母がいます。

そのため、着ていく服装を注意しなければバランスの悪い印象になりかねません。
あらかじめどちらの祖父母も、どのような服装で行くのかを確認しつつ、両親の服装の格式なども伝え、格式を合わせておきましょう。

 

まとめ

今回は、七五三を洋装でお参りすることについて解説しました。
小さい子供にとって慣れない和装は暑苦しく締め付けるため、辛いものでしょう。
それを避けるために洋装を選ぶ家庭は増えてきています。
ぜひ、今回の記事を参考に洋装を検討してみてはいかがでしょうか。