振袖をよりおしゃれにするアイテムのひとつであるレースインナー

ファッションに敏感で、トレンドを取り入れたいと願う方は、振袖でも個性を出したいと願うでしょう。
レースインナーと小物の使用は、伝統的な振袖スタイルに現代的な感覚を取り入れた新しいファッションと言えます。

ぜひ伝統的な振袖の中でも好きなアイテムでファッションを楽しんでください。

着物のインナーの種類

1:肌襦袢と裾よけの重要性

現代の洋服文化ではブラジャーやショーツが一般的ですが、着物には肌襦袢や裾よけが不可欠です。
これらは着物が直接肌に触れるのを防ぎ、汗や皮脂から守ります。
これらのインナーは着物の美しさを保つために重要で、着物が直接肌に触れることを防ぎ、汗や皮脂から着物を守ります。
肌触りが良く、吸水性や保湿・保温性に優れた丈夫なものを選ぶことが大切です。

2:長襦袢の役割と選び方

長襦袢は肌襦袢の上に着るもので、着物の滑りを良くし、着崩れを防ぎます。
正絹やウール、麻などさまざまな素材があり、静電気を防ぎ、着物の滑りを良くする役割があります。

また、着崩れ防止や着物の裾が乱れたり、からんだりしないようにする効果もあります。
長襦袢を選ぶ際も、着物に合わせることを忘れてはいけません。
長襦袢は着物の袖口からチラッと見えるため、柄や色を着物と調和させるとおしゃれが楽しめます。

振袖のレースインナー

振袖用レースインナーの種類

振袖用レースインナーは、袖口や襟元から覗くレースが特徴です。
付け襟、付け袖、裾よけタイプなど、部分的に取り入れることができる種類が豊富にあります。
付け襟は襟元を飾り、付け袖は袖口を華やかにし、裾よけはスカートのような形状で裾部分をレースで飾ります。

長襦袢一体型レースインナーの利点

長襦袢と一体型のレースインナーは、着崩れを防ぎ、レースがよれにくいというメリットがあります。

また、部分的にレースを取り外せるデザインもあり、コーディネートに合わせて調整可能です。
長襦袢は着付けの際に下着の上に身につける薄い着物で、汗や汚れで振袖が傷んでしまうことを防ぐ役割があります。
このタイプは長襦袢とレースの飾り部分が一体になっているので、着用時にレースがよれにくく、着崩れによる不快感を抑えられることがメリットです。

洋服アイテムの活用法

振袖に洋服のアイテムを組み合わせれば、自由度の高いファッションを楽しめます。
そのため、専用のレースインナーを用意しなくても、洋服のアイテムを代用して楽しむ方法が現代では増えています。

例えば、首や袖口がレース状になった薄手のトップスや、ワンピースやスカートの下に履くロング丈のペチコートなど、アイデアを巡らせてみてください。
着こなしによっては洋服を着る際と近い感覚で振袖を着られますが、やりすぎると和風のワンピースと大差のないファッションになりかねません。
事前に一度試着しておくと、成人式当日に慌てなくて済むので安心です。

振袖におすすめのアイテム

1:レース小物の種類と魅力

レースマスク、レースストール、レースグローブなど、様々なレース小物があります。
これらを使うことで、振袖の着こなしをよりおしゃれに、個性的に演出できます。

レース小物は、フォーマルなシーン、カジュアルなシーンのどちらにもコーディネートができます。
レース小物を使うことで、振袖の着こなしのおしゃれ感をさらにアップすることが可能です。

2:レースグローブの特徴とコーディネート

レースグローブはフォーマルなシーンに欠かせないアイテムです。
振袖とのコーディネートでは、フリル付きのホワイトレースグローブが可愛らしさを演出します。

レースグローブは、レース生地でつくられた手袋で、特にフォーマルなシーンでの必需品です。
マリーアントワネットが活躍していた頃の社交界のダンスの時から使われていたといわれています。

主に2つのタイプがあり、長レースグローブのことをラグジュアリータイプ、一般レースグローブのことをエレガントタイプといいます。
レースグローブは、上質で、華やかなデザインが特徴です。主な使い方は結婚披露宴・結婚式の二次会・発表会・パーティー・社交ダンスなどによく使われます。

3:振袖にレースを取り入れるには

振袖にレース小物を取り入れることで、他の人とは異なる個性的なスタイルを作り出すことができます。
レースのアイテム選びには、振袖の色やデザインに合わせることが大切です。
振袖とレースグローブのコーディネートは、振袖に、フリルのついたホワイトのレースグローブをコーディネートします。

まとめ

振袖の着こなしにレースインナーと小物を取り入れることで、トレンド感と個性を表現できます。
レースインナーと小物の選び方やコーディネート方法を工夫することで、伝統的な振袖スタイルに現代的な感覚を取り入れられます。
肌襦袢や長襦袢の選び方、レースインナーの種類、おしゃれなコーディネート方法を理解し、特別な日をより美しく、魅力的に彩りましょう。