成人式で振袖を着る方が多いと思いますが、何を準備するかご存知ですか。
準備し忘れると、当日慌しくなるので、事前に何が必要か知っておきましょう。
今回は、振袖に必要なものについて紹介します。
振袖を着るときに必要なものについて
まず初めに、振袖を着るときに必要なもの・あった方が良いものを紹介します。
1つ目は、帯です。
振袖を着る場合、帯はもちろん準備する必要があります。
帯にはいくつか種類があるのをご存知ですか。
丸帯や袋帯などがあります。
丸帯は帯の中で格式が最も高い帯とされており、婚礼衣装に使われます。
帯全体に柄が入り、重厚な雰囲気を醸し出しますが、その分非常に重くて締めにくいです。
そのため、成人式にはやや不向きと言えるでしょう。
袋帯は丸帯を簡略化したもので、裏面が無地になっています。
その分、袋帯は丸帯よりも軽いです。
柄は華やかなものが多いため、現在ではほとんどの着物で使用されています。
また、振袖着用時には豪華な変わり結びができるため、興味がある方は試してみましょう。
2つ目は、長襦袢です。
肌襦袢は振袖の下に着用します。
これは振袖の衿や袖口から見えるため、振袖を美しく見せるために重要なアイテムです。
振袖の裏を汚れから守るのにも役立つため、準備しましょう。
また、長襦袢には半衿をつけることをおすすめします。
半衿があると衿元の汚れを防ぎます。
また、刺繍入りの半衿も最近はあるため、より華やかになるでしょう。
自身で半衿の縫い付けが難しいと感じる方は、呉服屋や着付けをしてもらうお店に依頼しましょう。
3つ目は、腰ヒモです。
着物や下着類は固定させないと簡単に着崩れします。
そのために使われるのが腰ヒモです。
長襦袢と着物を固定するのに使われ、着物には2本、長襦袢には1、2本の合計3、4本用意しましょう。
腰ヒモの代用としてコーリングベルトが使われることもあります。
コーリングベルトは伸縮性のあるゴムひもの両端にクリップがついたベルトです。
上前の衿先と下前の衿先をクリップで挟むと、着崩れを防止できるでしょう。
バッグの中身について
続いては、当日のバッグの中身について紹介します。
振袖用のバッグは小さいため、持ち物を小さくまとめて、すっきりとさせることが大切です。
バッグに入れておくと良いアイテムを6つ見ましょう。
1つ目は、財布です。
お金は多少持っておくと安心ですよね。
ただし、長財布はスペースを取るため避けた方が良いです。
ミニ財布やガマ口財布といったコンパクトな財布を用意しましょう。
2つ目は、必要最低限のメイク道具です。
会場では化粧直しの時間が取れないこともあります。
そのため、リップやあぶらとり紙など、最低限必要なものを小ぶりのポーチにまとめておくと良いでしょう。
3つ目は、ハンカチとティッシュです。
ここまでは「小ぶりのものが良い」と紹介しましたが、ハンカチは少し大きめのものを用意すると良いです。
なぜなら、食事会のときに膝掛けとして使えたり、座る場所が少し汚れているときにお尻に敷けたりするからです。
ティッシュも用意しておくと、何かと便利でしょう。
4つ目は、スマートフォンです。
現代ではスマートフォンは欠かせませんよね。
友達と写真を撮るときにも必要になるでしょう。
充電器はバッグに入れられないため、充電を満タンにしてから行きましょう。
5つ目は、エコバッグです。
渡された記念品やコンビニで買った飲み物を入れておくために用意しておくと良いです。
使わないときはコンパクトにまとめてバッグに入れておきましょう。
6つ目は、クリップです。
振袖を着た状態でのお手洗いは苦労するでしょう。
慣れてない方の場合は特に大変です。
そんなときにあると便利なものが「きものクリップ」です。
袖や裾を止めておけるので、着崩れの心配をする必要がありません。
クリップを3個程度バッグに入れておくと良いでしょう。
華やかにするための小物について
振袖に小物をつけることでより華やかな印象になります。
その小物について、いくつか紹介します。
まずは、ショールです。
ショールとは肩にかける小物で、成人式にはフワフワしたタイプのショールが似合うでしょう。
白に近い色を選ぶと顔まわりが明るくなり、華やかな印象になります。
また、成人式は1月に行われることが多く、寒さ対策にもショールを持っておくと良いでしょう。
2つ目は、帯揚げです。
帯揚げとは、帯と着物の間に使う小物で、帯が下がるのを防止します。
帯に完全に隠れるのではなく、帯からチラッと見えるため、振袖や帯の色柄に合わせたものを選ぶとより華やかになるでしょう。
3つ目は、髪飾りです。
かんざしや花飾りなど、様々な種類の髪飾りがあります。
振袖やヘアスタイルにマッチさせるとより綺麗に見えます。
個性を出したい方は髪飾りで個性を出してみるのも良いでしょう。
まとめ
今回は、振袖に必要なアイテム・あると良いアイテムについて紹介しました。
振袖は華やかなものですが、帯や小物などにも気を配ると、より華やかな印象を与えられます。
着物の色やデザインに合わせながら、自分なりの個性を出し、晴れ舞台を楽しみましょう。
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