七五三でご祈祷しなくても大丈夫?ご祈祷なしの七五三についてご紹介

「七五三では必ずご祈祷しなければいけないのか」
「七五三の時の参拝とご祈祷の違いって何なのだろう」
このようにお考えの方はたくさんいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、ご祈祷について解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

参拝とご祈祷の違いについて

参拝とご祈祷にどのような違いがあるのかは分かりにくいですよね。
ここでは、2つの言葉の意味の違いについてご紹介します。

結論から言うと、「どれくらいの気持ちで神様にお願い事をするかの度合い」が2つの言葉の違いです。
神社でご祈祷をする時には、初穂料のようなお供物をします。
そのうえで神主さんが正式な儀式を執り行ってくれます。

七五三でご祈祷をする時には、今後の子どもの健やかな成長と、日々の感謝、ご加護を願います。

一方で、神社でお参りをする時には、お賽銭箱の前で神様への感謝やお願い事をしますよね。
この方法は「略式参拝」と正式には呼ばれています。
正式な儀式であるご祈祷に比べると、参拝はご祈祷を簡略化したものであるということです。

「ご祈祷を必ずしなければいけないのか」とお考えの方は、どれくらいの気持ちでお願い事をしたいかを考えてみると良いでしょう。
正式な儀式を執り行ってもらって、神様に願い事をしたいという場合はご祈祷を検討しても良いと思います。


お参りの流れをご紹介!

ここからは、七五三を実際に行うための流れについてご紹介します。
手順の1つ目は、参拝日の計画決めです。
いつ参拝したいのかをはっきりと決める必要があります。
七五三は着物の調達や、写真撮影の予約など決めることがたくさんあるためです。


2つ目は、衣裳決めです。
着物を購入する場合は、いつまでに七五三を行いたいかを決める必要があります。
その時期に着物が仕立て上がるようにすると良いでしょう。

着物をレンタルするという方は、どのお店にレンタルを依頼するかを早めに決める必要があります。
早めに着物のレンタル予約をしておかないと、予定していた日に着物を予約できず、再度計画を練り直さなくてはいけなくなります。

3つ目は、写真撮影の予約です。
写真撮影をしたい日にちが決まれば、すぐに予約するようにしましょう。
撮影スタジオの空き日程は、まだ大丈夫と思っているうちにすぐに予約が一杯になってしまいます。

4つ目は、参拝です。
上記3つの準備が整えば、後は七五三をしにいくだけです。
神社に行くときに子どもに教えておきたい作法は、以下の通りです。

神社にお参りする時の作法

まずは、神社の鳥居をくぐる前に一礼します。
鳥居をくぐったら手水舎があるはずなので、そこで手を清めます。
手を洗うときは、右手で柄杓を持って水をくみ、左手を先に清めます。
左手に持ち替えたら、右手を清めます。

その後に口を清めますが、この時には先ほど清めた左手で水を汲みます。
この時には手を使い、柄杓を口に近づけるようなことはしません。
口を清めたら、柄杓を清めて終わりです。

次に、神殿の前で一礼をして、お賽銭を投げます。
鈴がある場合は鈴を鳴らして、神様に自分が参拝に来たことを伝えましょう。
先にお賽銭を投げるか、鈴を鳴らすかは特に決まりがないため、順番はどちらでも良いです。

二礼二拍手一礼は、深いお辞儀を2回した後に、拍手を2回打って手を合わせます。
七五三の時には、子どもがこれまで無事に育ったことへの感謝を伝えて、手を合わせましょう。
手を合わせた後は、再度一礼をして参拝を終えましょう。

イマドキのご祈祷とは?

コロナウイルスの影響で神社に行くのはなるべく避けたいという方におすすめなのが「オンラインご祈祷」です。
オンラインご祈祷ではその名の通り、インターネットを繋ぐことで自宅からご祈祷を受けられます。

オンラインの他には、郵送でご祈祷を依頼することも可能です。
この場合、郵送で後日に授与品が送られてきます。

オンラインや郵送でご祈祷を行う場合は、写真撮影をするだけで済みます。
フォトスタジオはコロナウイルスの影響を受けて感染予防対策が徹底されているため、感染症が気になるという方でも安心してご利用いただけます。

七五三の記念撮影には3種類のパターンがあります。

1つ目は、当日撮影です。
参拝を行った日に合わせて撮影する方法です。
お参りと写真撮影を1日で終わらせられるため、子どもにもストレスがかかりにくいです。

2つ目は、前撮りです。
前撮りの場合は、時間に余裕を持って参拝ができます。
子どもがグズってしまう可能性を考慮すると、前撮りを検討してみるのも良いでしょう。

3つ目は、後撮りです。
参拝が終わった後日に撮影するため、心に余裕を持てるでしょう。
落ち着いて撮影したい方におすすめです。

まとめ

今回の記事では、七五三でのご祈祷と参拝についてご紹介しました。
参拝するかご祈祷をするかは、話し合いを持って決めると良いでしょう。
また、この記事をぜひ参考にしてみてくださいね。