3歳の七五三のときの髪型はどうするべき?決め方や例を紹介します!

お子さんが3歳になると考え始めるのが七五三。
お子様の成長した姿をさらに素敵にするために重要なのが髪型です。
しかし、3歳のときの七五三において、髪型は難しいポイントともされています。
当記事ではその理由と、実際にどのような髪形にすればよいかについて紹介します。

実は3歳のときの七五三は髪型アレンジが難しい

七五三では、服装に合った髪型にするのが大切です。
しかし3歳児の場合、5歳や7歳のお子さんに比べてじっとしていられません。
また、イヤイヤ期の最中であり、大人の思い通りの髪型や髪飾りの装飾が難しくなっています。

着物については好みのものを選べば、当日は着付けするだけなので問題はありません。
しかし髪型に関しては大変です。
お子様の機嫌に注意を払う必要がありますし、3歳児特有の髪質にも気を配らなくてはいけません。

このように、3歳児の七五三において、髪型アレンジは難しい問題となっているのです。
なかなか思い通りに進まず、困っていらっしゃる方も多いです。

3歳の七五三で女の子の髪型を決めるときのポイント

では、どのような点に気をつければ、お子様にとって良い髪型にできるのでしょうか。
ここではポイントを4つ紹介します。

・短時間で仕上げられる髪型を選ぶ

3歳児のお子様にとって、長時間じっとしているのはとても苦痛なのです。
七五三で凝った髪型にしたい気持ちは分かりますが、なるべく短時間で仕上げられる髪型を選ぶと無難です。

ヘアアレンジのとき、お子さんの機嫌を損ねないのは重要です。
明るい表情でお参りや撮影を迎えるのも大切だからです。
せっかくの七五三、お子様にとっても良い思い出となるよう、短時間で仕上げられる髪型を選びましょう。

・ウィッグや髪飾りの使用

3歳の場合、髪の毛が生えそろっていなかったり、髪が細くボリュームの出にくい髪質であったりといったことが考えられます。
そこで役立つのが、ウィッグや髪飾りです。
お子様の毛量に関わらずボリュームを出すことができ、和装とのバランスもとりやすくなります。

ここでウィッグは被るタイプのものではなく、付け毛タイプのものをおすすめします。
不快感が少なく、お子様の機嫌を損ねにくいためです。

ここで、ピンで留めるのも難しい、という場合も考えられます。
その場合、カチューシャタイプも検討してみてください。

・お子様と一緒に髪飾りを選ぶ

お子様の機嫌を損ねないことが重要と繰り返し述べていますが、髪飾りも機嫌を損ねる要因となりがちです。
着けたときの感触が気に入らない場合が考えられます。

ここでおすすめなのが、お子様と一緒に髪飾りを選ぶことです。
お気に入りの髪飾りであれば、お子様も嫌がりにくいです。

なお、お子様はコーディネートを考えずに髪飾りを選びます。
あらかじめ両親が髪や服装に合うものをピックアップしておくことで、対策が可能です。

・前髪だけチェンジする

前髪が十分に伸びているお子様であれば、前髪をアレンジするだけで普段と雰囲気を変えられます。
たとえば眉うえで切りそろえれば、キュートな雰囲気にできます。
横に流せば大人っぽい雰囲気にできますし、ヘアアイロンで内巻きにすればお姉さんらしい雰囲気にできます。

七五三の可愛い髪型・ヘアアレンジ

最後に、実際のヘアアレンジや髪型を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

・おだんご

おだんごは、髪が長くないとできないと思われがちです。
しかし肩くらいまでの髪があれば可能な髪形です。

もし髪の毛のボリュームが少なければ、お団子の中に毛ダボを入れたり、付け毛を付けたりといった対策が可能です。
なお、付け毛を選ぶときは、地毛よりも少し明るめのものを選んでください。

・髪飾りで留める

3歳のお子様の場合髪が細い場合が多く、希望した髪型が難しいケースもあるでしょう。
このようなケースであれば無理に髪をアップするのではなく、髪飾りで華やかさを足すだけでも良いでしょう。

髪飾りは、着物に合ったものを選びましょう。
また、お子様と一緒に選ぶと、お子様も楽しく着飾れるのでおすすめです。

・ツインテール

ロングの髪型のお子様であれば、ツインテールもおすすめです。
ツインテールを着物に合わせると、レトロ感の出る素敵なヘアスタイルとなるでしょう。

また、ツインテールはアレンジする高さを変えるだけで印象を大きく変えられる髪型でもあります。
たとえば耳より低い位置でアレンジすれば可憐に、高い位置でアレンジするとポップな印象になるでしょう。

まとめ

3歳児の七五三では、髪型は難しい問題となります。
イヤイヤ期の真っ最中でじっとしていられませんし、毛量が少ないのでできる髪型にも限りがあるためです。

そこで大切になるのが、「適宜ウィッグや髪飾りを付けること」と「お子様の機嫌を損ねないようにすること」です。
当記事ではこれらを踏まえたポイントを紹介しました。
以下にまとめるので、ぜひ参考にしてくださいね。

・短時間で仕上げられる髪型を選ぶ
・ウィッグや髪飾りの使用
・お子様と一緒に髪飾りを選ぶ
・前髪だけチェンジする