振袖レンタルを検討されている方必見!振袖の着付け方法を解説します!

「成人式の振袖は自分で着付けられる?」
「成人式の振袖をきれい着るためには?」
このように、成人式のための振袖はきれいに着付けたいと思っている方が多いと思います。
成人式は、人生に一度なので最高の仕上がりにしたいですよね。
そこで今回は、振袖の着付けの仕方やきれいに見せるためのポイントをご紹介します。

振袖の着付け方法について解説

振袖の着付けは自分でできるものなのか疑問に思っておられる方がいらっしゃるかもしれません。
結論から言うと、振袖の着付けはとても難しく専門的な知識が必要で、家で行うのは困難です。
また、専門の技術と知識を持った着付け師が2人以上で着付けを行うこともあります。
しかし、着付け方法を理解しておくだけで、着崩れしてしまった際に自分で対応できます。

そこで、ここでは成人式などできる振袖の着付けの方法をご紹介します。

初めは、和装下着を着用します。
和装は、洋服の場合とは違い、できるだけ体のラインを押さえて、寸胴に見せるのが美しく見せるためのコツです。
着物を着る際は、普通の下着を身につけると体のラインが出やすいため、和装用の下着を身につけるのが良いでしょう。
さたにラインを抑えたい場合は、さらしやタオルを巻くことで胸の膨らみやくびれを抑えられます。

次に、足袋を履いて、裾よけと肌襦袢を身につけます。
裾よけと肌襦袢は、汗を吸収してくれるため、長襦袢を汚さないための役割を担っています。
また、肌触りが良く吸湿性も高いため、肌と長襦袢の間でなじみ、着崩れを防ぎます。

先ほども登場しましたが、次は、長襦袢を着用します。
読み方は、「ながじばん」です。
もともと、着物を汗などで汚さないために着るものでした。
近頃では、振袖から見えるのがおしゃれということで、重ね着感覚でコーディネートを楽しんでいる方も多いようです。

長襦袢を羽織る前に、半衿部分に衿芯を入れます。
羽織った後は、両袖を引っ張り、背中の中心部分と合わせることで、下着との中心を揃え、着崩れを抑えられて美しい姿を保てるでしょう。

そして最後に、振袖を羽織ります。
振袖を羽織る際のコツは、一度羽織って両衿をもち背中に空気を入れることです。
そして、裾線を定めるために右側(下前)を左の腰元まで持ち上げます。
右側(下前)が定まったら、前幅に広げて巻いて、左側(上前)を合わせます。

腰紐を骨盤より高い場所から巻き付け、腰紐を付け、おはしょりを作ります。
おはしょりは、腰のあたりに腰紐を結んで、着物を折った箇所のことです。
これがきれいに整っていると、振袖の着姿をきれいに見せられます。

成人式では、振袖を着用している時間が長く、立ったり座ったりすることも多いです。
そのため、たるみやシワが出てくることがあるでしょう。
その際は、「おはしょり」の内側に手を入れ、腰紐の上にある「おはしょり」を腰の上に引き上げると、たるみやシワを伸ばせます。

最後に、帯を結び完成です。
帯の結び方は様々にあるので、ご自身と振袖似合った結び方を見つけてみてください。

振袖をきれいに着付けるためのポイントを紹介

振袖をきれいに着るためには、細かいポイントを抑えておくことが重要です。

襟の深さと角度と衣紋の抜き具合

襟は、正しい深さや角度でない場合、だらしない印象を与えてしまう可能性があります。
若い人が着る場合は、喉仏が隠れるほどの位置でしっかりと合わせて、年齢を重ねる毎に首元を緩めにします。
振袖は、若い人が着る場合が多いので襟はしっかりと合わせるのが基本です。

また、「衣紋」と呼ばれる首の後ろの隙間の間隔によっても見た目の印象が大きく変わるので注意が必要です。
適度に抜けている場合、華やかに見えますが、抜きすぎや抜けていない場合は逆の印象を与えてしまいます。
ポイントは、半襟の見える大きさが左右対象にすることです。

裾の長さ

裾の長さできれいに見せるためには、くるぶしが隠れるくらいの長さにするのが良いです。
座ったときや歩くときに、足袋に覆われていない素肌が見えないくらいの長さにするのがポイントです。

成人式当日に準備しなければならないことを紹介

成人式の日は、朝早くから着付けがあるため、事前にできるだけの準備をしておくのが良いでしょう。
着付け、メイク、ヘアメイクの3つを行います。
着付けの際には、振袖のほかに多くの小物があります。
これらを忘れてしまうと時間がなくなってしまうので、忘れ物には注意が必要です。

メイクとヘアメイクは、事前にどのようなメイクや髪型にしてもらうかのイメージを持っておくことが重要です。
当日までに決まっていないと、完成までに時間がかかってしまいます。

まとめ

今回は、振袖の着付けの仕方やきれいに見せるためのポイントをご紹介しました。
成人式の振袖の着付けは、とても難しいので着付け師に頼むのがおすすめです。
襟の角度や深さ、衣紋の抜き加減などで見た目は変わります。
当社では、成人式の振袖の着付けも行っているので、興味のある方はぜひご連絡ください。