七五三の時期が4歳になってしまった方でも大丈夫!七五三の年齢の考え方について解説

七五三の時期が4歳になってしまった方でも大丈夫!七五三の年齢の考え方について解説

「七五三をやろうと思っていたが、4歳になってしまった」
という方はいらっしゃいませんか。
そのような方は、意外と多いです。
ただ、時期が過ぎたからといって行えないわけではありません。
過ぎたからこそのメリットもあります。
そこで、今回は七五三の年齢について詳細に解説します。
ぜひ、参考にしてくださいね。

七五三 4歳

通常の七五三の年齢について解説!

七五三の特徴といえば、なんと言っても年齢ごとに行う七五三でしょう。
七五三という名前だけに、3歳、5歳、7歳というタイミングで行われることは有名です。
七五三をこれから控えている方には、七五三の年齢についてこのタイミングで改めて知っていただきたいです。
そこでここでは、七五三の年齢について詳細に解説します。

七五三には、さまざまな考え方のタイミングがあります。
性別によって変わるだけでなく、数え年か満年齢かによっても変わります。

通常の七五三は、男の子の場合は3歳と5歳に行い、女の子の場合は3歳と7歳に行います。
ここから分かるようにどちらも3歳は七五三を行います。
また、時期は11月がシーズンになっています。

5歳と7歳に関しては、男女で異なっていきます。
5歳で男の子が行う「袴着」は、袴を着用する男の子ならではのことです。
また、7歳で女の子が行う「帯解」は、着物を着用する女の子ならではと言えるでしょう。

近年、性別に関して明確な境界線がなくなりつつあり、子供が幼い時期はあえて性別を問うような服装を選ばないというご家庭も増加しています。
そのため、和服ではなく、洋装で七五三を行う方もいます。
性別に分けられた服装が不安であれば、このような考え方で洋装でも良いでしょう。

数え年と満年齢について解説!

七五三は、3歳、5歳、7歳といっても数え年での年齢なのか、満年齢での年齢なのかによって異なります。
そこでここでは、数え年と満年齢の考え方について解説します。

3歳の満年齢と2歳の数え年での七五三の違いは、なんと言っても子供がどこまで七五三の行事に耐えられるかと言う点にあります。

3歳の満年齢は、数え年の2歳よりも落ち着いて七五三行事を行えます。
逆に、2歳の数え年の場合は、小さい頃独特のあどけない可愛さが思い出として残ります。
ただし、2歳ということもあり、体を締め付ける和服は子供にとって非常に辛いものとも言えます。
和服だけでなく、七五三は長時間拘束されるため、その点も考慮が必要になります。

子供の成長は非常に早く、特に2歳と3歳では言葉数や運動能力、見た目もこの1年の差で変わってきます。
親目線から考えると、落ち着いて七五三に臨めるのもメリットですし、子供特有の可愛さを思い出に残すのもメリットです。
これらを比較し、ご自身や子供にとって最適なタイミングを選びましょう。

数え年がおすすめする子供の特徴は、撮影日やお参り日でもうすぐ3歳になるという子供です。

満年齢がおすすめする子供の特徴は、早生まれの子供です。
早生まれの場合、同年代の4月生まれの子とは、非常に体格差が生じますので、満年齢が最適と言えます。
早生まれで数え年にしても問題はありませんが、かなり子供が小さく、子供の体力面や集中力の点から考えると子供の負担が大きく不向きでしょう。

早生まれの場合と兄弟・姉妹がいる場合について解説!

早生まれは、1月1日から4月1日の間に生まれた人のことを指します。
前述でもいったように、早生まれの子供の場合満年齢で七五三を行った方が子供の負担や親の負担を考慮すると良いとされています。
ただし、早生まれの子供が満年齢で七五三を行う場合、次年度の11月に行うことになるため、同級生と一緒にお祝いできない可能性があります。

もちろん必ずしも満年齢にする必要はなく、数え年でも問題ありません。
3歳のタイミングは、子供の負担を懸念するのであれば、3歳のタイミングのみ満年齢で、他のタイミングでは数え年を起用するのもおすすめします。
そうすることで、3歳の時は同級生と一緒に行えなくても他のタイミングでは可能になります。
満年齢と数え年を使い分けることで柔軟な七五三になるでしょう。

また、七五三のタイミングが被る兄弟や姉妹がいらっしゃるご家庭もいらっしゃると思います。
例えば、弟が早生まれで兄が早生まれ出ない場合、お互いを別々で行う必要はなく、同じタイミングで行うのも一つの選択肢です。
さらに、シーズン中の11月ごろで行う必要もなく、仕事の都合が合わなければ11月以外でも問題ありません。

兄弟や姉妹でタイミングが被るのであれば、一緒に行う方がその日の負担は大きいものの1日で済みますし、兄弟や姉妹で仲良く晴れ姿で行えます。
たとえ年齢が適したタイミングでなくても、一緒に行う方は非常に多いです。
それぞれの家族構成に合わせた最適なタイミングを選ぶと良いでしょう。

まとめ

今回は、七五三の年齢について詳細に解説しました。
七五三のタイミングが分からず、4歳になってしまったという方も、さまざまなタイミングを知ることでまだ間に合うでしょう。
また、これから七五三の予定がある方も安心して本番に挑めます。
ぜひ今回の記事を参考に、最適なタイミングで七五三を行ってくださいね。