男の子の七五三は7歳でも大丈夫?7歳で行う理由を解説します

男の子の七五三は7歳でも大丈夫?7歳で行う理由を解説します

男の子が7歳で七五三を行うことに関して、抵抗感を抱く方がいらっしゃいます。
確かに、昔から伝わる文化から考えると7歳で男の子が七五三を行うのは異なります。
ただ近年では、さまざまな事情により男の子が7歳で七五三を行うことも増加してきました。
そこで今回は、男の子が7歳に七五三を行うことについて解説します。

男の子が7歳で七五三を行う理由について解説!

この記事を読まれている方の中にも、男の子の子供が7歳で七五三をお祝いしたという方も少なくないでしょう。
女の子の場合、3歳と7歳のタイミングで行うため、慌てることはないですが、男の子の場合、期間が短いため、都合が悪いこともあります。
そこでここでは、男の子が7歳で七五三を行う理由について解説します。

近年、7歳のタイミングで男の子が七五三を行うことがよくあります。
7歳に男の子が七五三を行う理由として、本来行う予定だった5歳のときに家庭の事情や体調面の問題から祝えなかったということが挙げられます。
この場合、翌年の6歳の時に祝う方が多いですが、それを数え年で行うと7歳で男の子が七五三を行うことになります。

また、七五三の日である11月15日以降に生まれた子供であれば、満5歳で祝おうとした際に、数え年では7歳ということになります。
どちらの場合も、数え年にしたところ7歳になってしまったというだけです。

さらに、男の子が7歳に七五三を行う理由として最も多いのは、兄弟や姉妹と一緒に行うからです。
7歳の場合、七五三を祝う最後の年齢となるので、兄弟と言っても弟や妹が適齢期になるのを待っているといったところでしょう。
また、性別によっても七五三を行う年齢は異なります。

妹と弟と同時に七五三を行う場合、同時に行うために、妹や弟が慣れない服装に耐えられる程度にまで成長するまで待ちます。
ただ、下に2人いる場合は、2人が適齢期になるまで待つことになりますので、下に1人いる場合よりも、長く待つ必要があります。

仮に、男の子が5歳で七五三を行った場合、妹や弟が本番の時に、お兄ちゃんだけ洋装で寂しい思いをさせてしまうことがあります。
7歳に本番を迎えなくても寂しい思いをさせないように和装を準備しても良いでしょう。

 数え年と満年齢の数え方の違いでの年齢差について解説!

数え年と満年齢に分かれていますが、近年では満年齢で七五三を祝う家庭が増えている傾向にあります。
数え年と満年齢に分かれるポイントは、11月15日までに誕生日を迎えるか、迎えないかです。
11月15日を過ぎてから誕生日を迎える子供は、満年齢で5歳の場合、数え年では7歳になります。

特に、男の子は3歳と5歳で行い期間が女の子よりも短いため、年齢の考え方にあまり縛られずに兄弟や姉妹で同時に行うことも多いです。
男の子が7歳で七五三を祝ってはいけないというルールはありませんので、柔軟な考え方を持ち、家庭の都合に合わせていくとスムーズにいくでしょう。

また、七五三は、どのタイミングで行うべきかという厳密なルールはありませんので、お祝いしたいという気持ちを大切に楽しくお祝いすると良いです。
父親と母親で出身地行きが異なる場合は、地域によって七五三の風習が異なる可能性もあるため、事前に確認し、方向性を明確にしましょう。

男の子が3歳と5歳で2回七五三をするメリットを解説!

ここでは、七五三を2回行うメリットについて解説します。
2回行うメリットを理解し、より意味のある七五三にしましょう。

男の子も女の子も2回、七五三を経験します。
男の子の場合、3歳と5歳で2回行います。
5歳のタイミングが7歳になったり、兄弟や姉妹がいたり七五三を行うタイミングは古くからの文化とは異なることもあります。
それでも、たいていの家庭の方が、2回行うでしょう。

2回、七五三のお祝いを行うのには、メリットがあります。
3歳と5歳では、子供の顔つきが全く異なるからです。
3歳の頃は、まだあどけなく可愛らしい印象を与え、5歳になれば、すっかり男の子らしくなった凛とした印象を与えられます。

子供の成長スピードは、非常に早く日々変わっていきます。
だからこそ、2回七五三を行い、印象の違う子供を思い出として残せます。
親にとって、子供が小さい頃の思い出が多いというのは、非常に嬉しいでしょう。
また、子供が大きくなった際に、たくさんの七五三の思い出があると見返した際にも、たくさんの思い出を家族で話しながら思い出せます。

ぜひ、意味のある七五三を2回行って、有意義な七五三にしてくださいね。

まとめ

今回は、7歳の男の子の七五三について解説しました。
古くから伝わる伝統的な文化だからこそ、文化に反してしまうことに抵抗感を抱く方がいらっしゃいます。
文化はもちろん大切ですが、それよりも祝いたいという気持ちが大切です。
ぜひ、今回の記事を参考に素敵な七五三にしてはいかがでしょうか。