振袖でよく聞く総絞りとは?種類も解説します!

振袖でよく聞く総絞りとは?種類も解説します!

「総絞りという言葉は聞いたことがあるけれど、どのようなデザインなのか詳しく知らない」
「総絞りにどのような魅力があるのかを知りたい」
このように、総絞りに対して興味をお持ちの方は多いでしょう。
今回は総絞りとは何かに加えて、魅力や注意点についても解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

総絞りとは?種類も解説!

総絞りについて知るには、まずは絞りを理解する必要があります。
絞りとは、人類の歴史で最も古い染色法のことで、6世紀から行われていたと言われています。
では、具体的にどのようにして衣服を染めるのでしょうか。

まずは、専用の器具を用いて布を挟んだり、縛ったりして染料が入らない部分を作ります。
次に全体を染めたら、糸を抜きます。
そうすると、絞った部分だけに色が入らず、模様が浮かび上がってくるのです。
このようにして作られた総絞りの振袖は非常に高価です。

その理由は、職人さんが手作業で1つ1つ仕上げていくからです。
絞りを振袖に施す場合、ケースによっても変わりますが、およそ数十万個ほどの絞りが必要になります。

総絞りでは、最初から最後まで同じ職人さんが担当します。
その理由は、職人さんが変わってしまうと絞りの状態が変化し、仕上がりが変わってしまうからです。
加えて、1つの作品を作るのに1年以上の時間がかかってしまうこともあります。

このように、手間や時間がかかっているため、総絞りの振袖は高級品なのです。
総絞りの振袖はどれだけ安くても100万円以上すると言われています。

ここで、総絞りの振袖にはどのような種類があるのか、気になる方は多いでしょう。
ここでは「鹿の子絞り」「辻ヶ花」の2つについてご紹介します。

まずは、鹿の子絞りです。
これはほとんどの方が目にしたことがあるデザインです。
小さくやや不正形の白い輪の紋様が、まるで鹿の背のまだらのように表現されています。

小さい輪型に染め抜く部分の中央を指先でつまみ、その部分を糸でくくって染色します。
糸が巻いてある部分が白い輪になって残ります。

次は、辻ヶ花です。
これは室町時代から安土桃山時代に生まれたデザインだと言われています。
辻ヶ花の特徴は、振袖に1枚の絵画が描かれているように見えることです。
また、ぼかし染めと絞りによって立体的に花が表現され、振袖でしか表現できないデザインになっています。

総絞りの魅力とは?

総絞りの振袖について、知っていただけたでしょうか。
ここからは総絞りの振袖の魅力を3つご紹介します。

1つ目は、個性的な印象を与えてくれることです。
「デザインが人とあまり被りたくない」
「オリジナリティを出したい」

このように思っている方は、総絞りの振袖がおすすめです。
総絞りの振袖は高級品ということもあり、流通量はそこまで多くありません。
着用する方を引き立ててくれることが総絞りの魅力です。

2つ目は、時代に左右されないということです。
「流行に囚われない、古き良きデザインの振袖が着たい」
このような方は多いでしょう。
世間ではやっているデザインの振袖も良いですが、同時に時代に左右されないクラシカルな振袖も良いですよね。

絞りは人類最古の染色法として、多くの方が魅了されています。
次世代に受け継いでいける古き良きデザインですので、ぜひ検討してみてくださいね。

3つ目は、華やかで品があることです。
振袖を着て大人っぽい印象にしたいと思っている方は多いですが、総絞りの振袖はその願望にうってつけです。
成人式はもちろん、結婚式やパーティーのような場面でも問題なく着こなせるのが最大の魅力です。

総絞りの注意点を解説!

総絞りの魅力はたくさんありますが、同時に注意していただきたいこともあります。
それは「身長が小柄の方にマッチする」「上に重いものを乗せない」「湿気に注意する」の3つです。
それぞれについて詳しく解説します。

まずは、総絞りの振袖は小柄の方にマッチすることです。
具体的には、身長が160センチメートル前後の方が最適だと言われています。
なぜなら、絞りの風合いが最も美しく表現されるのが160センチメートル前後だとされているからです。

しかし、身長が高いからといって諦めないでください。
身長の高い方は、部分絞りなら着用可能です。

次は、上に重いものを乗せないことです。
総絞りで最も重要な凸凹した肌触りを台無しにしないためにも、保管の際には上に重いものを乗せないようにしましょう。

最後は、湿気に注意することです。
振袖は基本的に湿気に弱いですが、特に絞りは水分に弱いです。
絞り1つ1つの形が崩れてしまわないように、防水加工を施しておきましょう。

まとめ

今回は総絞りの振袖とは何か、どのような魅力を持っているのか、注意すべき点は何かについて解説しました。
今回の記事をご覧になって総絞りの振袖に興味を持った方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
当社では、お客様にマッチする衣装をレンタルいたします。