お子さまが七五三を迎える親御さまの中には、着物選びで迷っている方もいらっしゃるでしょう。
おしゃれで綺麗な着物を着て写真を撮影し、思い出に残したいものです。
そこで今回は七五三でおしゃれしたい男の子に向けて、おしゃれに着物を着る方法やヘアアレンジについてご紹介します。
七五三でおしゃれに着物を着たい男の子へ！おしゃれに着物を着る方法とは？
1つ目は羽織紐を変えることです。
羽織は着物の最後に着るものです。
上着と考えるとわかりやすいでしょう。
この羽織には羽織紐と呼ばれる紐がついており、羽織がはだけるのを防ぐ役割を果たしています。
通常は、白い羽織紐を使用しますが、ビーズやリボン結びにしたりすることでアクセントを加えられます。
ただし、羽織がない場合もあるため注意しましょう。
2つ目は帽子を使うことです。
モダンなイメージに仕上げたい場合は、ハットやハンチングを使うと良いでしょう。
一般的には着物の色に合わせやすい、黒やブラウンなどを採用します。
モダンな柄はもちろん、古典柄でも色を合わせることで似合うでしょう。
3つ目はブーツを履くことです。
女の子が袴にブーツを履くことがありますが、男の子がブーツを履くこともあります。
また、小さいお子さまの場合は袴がずれやすいため、足の甲につくぐらいの長さを目安にすると良いでしょう。
4つ目はブローチをつけることです。
ブローチはスーツにつけることが多いですが、着物に合わせることでおしゃれになります。
大きいものであれば1つつけるだけで印象が大きく変わります。
一方で、小さいものであれば複数のブローチを組み合わせてつけるのも良いでしょう。
5つ目は色付きの足袋を使うことです。
通常は、足袋の色は白ですが、柄付きのものや色付きの足袋も存在します。
アクセントを加える指し色として、色付きの足袋を使うこともおすすめです。
6つ目はマフラーやストールを巻くことです。
秋や冬に撮影する場合はマフラーやストールも大活躍します。
また、お参りに行く際に巻くことで、寒さを防げるだけでなく、コーデのアクセントとなります。
着物に合わせる場合は、ベロア生地のマフラーやストールを巻くことでより上品な印象になるでしょう。
7つ目は洋風にアレンジすることです。
男の子は着物、袴、羽織を着ることが一般的ですが、シャツを使うことで洋風な印象に仕上がります。
羽織を着れば、着物がシャツになっても違和感を感じません。
思い切ってモダンにアレンジしたい場合に試してみると良いでしょう。
例えば、蝶ネクタイをつけることでより華やかな印象になります。
蝶ネクタイの色でアクセントを加えるのもおしゃれです。
また、ポケットにハンカチやお花をさしてみるのも良いでしょう。
羽織を着ると少し見える程度ですが、個性を演出できます。
ドライフラワーをさしてもナチュラルな印象になり、可愛らしくなります。
おすすめのヘアアレンジとは？
男の子やワックスやジェル、スプレーなどを使って髪の毛をセットします。
毛量が多い場合は、髪の毛を巻いてみるのも良いでしょう。
また、ヨーロッパの子どものようなヘアアレンジをすることでモダンな印象になります。
可愛らしい印象の男の子は軽くチークを入れるのもおすすめです。
男の子のヘアセット方法
まず、手のひら全体にワックスを伸ばします。
この際に、指の間にまでしっかりとワックスがつくように伸ばしてください。
次に、髪の毛を持ち上げて髪全体にワックスを馴染ませます。
頭のハチの部分と、後ろをおさえ目にし、トップと前髪は束を作るように整えます。
全体にワックスが馴染んだ後は、細かい部分を整えていきましょう。
最後にスプレーで髪の毛を固めて完成となります。
男の子は、女の子と比べるとヘアアレンジ方法が少ないですが、アイデア次第で個性が生まれます。
特に、シンプルな着物を着る場合は、思い切ってヘアアレンジすると映えやすくなります。
周りの子どもと違う雰囲気にしたい場合は、アレンジを楽しみましょう。
3歳でも着れるおすすめの着物をご紹介！
関東地方では、5歳だけ祝う場合が多いですが、西日本では3歳もお祝いすることが一般的です。
以下では、3歳の男の子が着れる着物を2つご紹介します。
ベーシックな袴
非常にシンプルな袴です。
袴の色を変えることで、個性を出せるでしょう。
被布
七五三では3歳の時にのみ、被布を着ることが可能です。
5歳では袴、7歳では着物を着るものとされているため、被布を着ることは3歳である照明となるのです。
着物と比べてサイズ感が大きいため、オーバーサイズの雰囲気をさらに可愛さを引き立たせます。
まとめ
今回は七五三でおしゃれしたい男の子に向けて、おしゃれに着物を着る方法やヘアアレンジについてご紹介しました。
男の子も羽織紐の色を変えたり、小物でアクセントを加えたりすることでおしゃれできます。
ヘアアレンジにもこだわって、思い出に残る七五三にしましょう。
